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2009/06/14 (Sun) 00:14
Athlon II X2 250とAthlon64 X2 4600の比較 その2 修正版

Athlon II X2 250 (3.0GHz、2Core、L2=1MBx2)とAthlon64 X2 4600(2.4GHz、2Core、L2=512kBx2)の比較 その2です。
修正版になります。グラフィックカードが正常に取り付けられていなかったようでしたので測りなおしましたが、3DMark06と消費電力以外はあまり変わりませんでした。

今回はベンチマーク数種と消費電力計測を行いましたが、オンボードグラフィック機能(GeForce 8200)を使った場合とグラフィックカード(Radeon HD 2400 PRO)を使った場合で分けました。
またAthlon II X2 250の方はHT周波数(Hyper Transport Frequency)とNB周波数(CPU North Bridge Frequency)を1.6GHzと1.0GHzに落とした場合と、CPUクロックをAthlon64 X2 4600と同じ2.4GHzにした場合でそれぞれ6パターン分行いました。

計測をおこなったパソコンの構成です。
PC構成
オンボードグラフィックを使用するときは、Radeon HD 2400PROは取り外しています。
また、使ったベンチマークソフトは、
・SiSoftware Sandra Lite 2009.SP3c 15.99
・MAXON CINEBENCH R10
・Futuremark 3DMark06 Basic Edition 1.1.0
・WinRAR 3.80
の4種です。


最初は、Sandra Lite 2009.SP3c 15.99でパフォーマンスの評価を実行した結果です。
個々のベンチマークの方も行いましたが、長くなるため今回は省略します。
SiSoftware Sandra Lite 2009.SP3c 15.99 スコア
Athlon64 X2 4600の方は、グラフィックカードを使うことでメモリー帯域がかなり上がりますが、Athlon II 250だとほとんど変化しません。
その代わり、NB周波数によってメモリーの帯域幅がかなり変わってくるようです。
メモリーの帯域幅以外は、CPUのクロックが同じならベンチスコアは似たような数値になるようです。
またNB周波数1.0GHz時にメモリー帯域の落ち込みが大き過ぎると思いましたが、何度試しても変わりませんでした。
Athlon64 X2 4600からは順当にパフォーマンスアップしているようです。


CINEBENCH R10を実行した結果です。
MAXON CINEBENCH R10 スコア
オンボードグラフィックの場合、HT周波数とNB周波数の影響を大きく受けるようでOpenGLベンチマークのスコアがかなり違ってきます。1.0GHz→2.0GHzで3割近くスコアが上がっています。


次は、3DMark06を実行した結果です。
Futuremark 3DMark06 スコア
CINEBENCH R10と同じで、オンボードグラフィック時にHT周波数とNB周波数がかなり影響し、1.0GHzと2.0GHzでは3DMarkスコアが4割強違ってきます。
オンボードグラフィックの性能にはHT周波数とNB周波数が影響していると考えてよさそうですね。


次は、WinRARのベンチマークを実行した結果です。シングルスレッドx2は、WinRARを2つ起動しCPU0とCPU1にそれぞれ振り分け、2つ同時にシングルスレッドベンチマークを実行した時のスコアです。
WinRAR 3.80 スコア
( スコアの単位は、kB/sです。 )

Athlon64 X2比だと良くなっていますが、HTとNB周波数が1.0GHzだとスコアが悪いです。
メモリー帯域がかなり影響するベンチマークなので、そのせいもありそうですが、HTとNB周波数が1.0GHzの時は他のベンチマークもかなり落ち込みますので、この構成だと少し動作に問題があるのかもしれません。


最後に、ワットチェッカー「TAP-TST5」を使い消費電力測定をした結果です。誤差は±2W程になると思います。
C'nQ有効時は、Athlon II 250の方が0.8GHz 1.000Vに、Athlon64 X2 4600の方が1.0GHz 1.100Vになっています。
CPUに負荷をかけた状態は、StressPrime 2004 ORTHOSのテスト項目のSmall FFTs - stress CPUを実行し測りました。
SP2004 ORTHOS 1は、CPU両コアに負荷をかけた場合で、CPU使用率が100%の時の値です。
SP2004 ORTHOS 2は、片方のCPUコアのみで実行した場合で、CPU使用率が片方のみ100%になっている時の値です。
テスト項目のLarge, in-place FFTs - stress some RAMやBlend - stress CPU and RAMの方が高い消費電力値を出しますが、時間の経過と共に安定する値が変わってくるため外しました。
3Dゲームは、とあるゲームで同じシーンを表示していた場合の消費電力です。参考にならないかもしれませんがとりあえず載せておきます。
消費電力
処理性能は大幅に上がったものの、Athlon II 250はAthlon64 X2 4600との比較だと、アイドル時・最大負荷時共に消費電力が増えました。
もう少しアイドル時が低ければ良かったので残念ですが、同じ量の仕事をさせた時の消費電力の跳ね方は、Athlon II X2 250が断然良く、Athlon64 X2 4600の半分くらいです。
なので、実際はあまり増えていないように思います。
またGA-M85M-US2Hはまだ正式にAthlon II 250をサポートしていないので、新しいBIOSがでたらまた測ってみるつもりです。
CPUの電圧を下げた場合も測定してありますので、今度時間が出来たら表にしてみたいと思います。


総じてAthlon64 X2 4600と比べると快適になりましたし、古めのプラットフォームやPhenom系からの移行なら満足できるのではないかと思いました。

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