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2009/06/20 (Sat) 08:08
HT周波数とNB周波数のパフォーマンスへの影響

Athlon II X2 250とGA-M85M-US2Hで、HT周波数(Hyper Transport Frequency)とNB周波数(CPU North Bridge Frequency)を変更しパフォーマンスへの影響を調べてみました。
Athlon II X2 250とAthlon64 X2 4600の比較 その2 修正版でも3パターン試してありますがクロックを同じに合わせていたので、それぞれどう影響するのかを試しました。
Phenomでも同傾向なのか分かりませんし、またマザーボードがGeForce 8200チップセットを使ったものであり、他のマザーボードでは傾向が変わってくることが考えられます。


計測をおこなったパソコンの構成です。
PC構成
オンボードグラフィックを使用するときは、Radeon HD 2400PROは取り外しています。


使ったベンチマークソフトは、
・SiSoftware Sandra Lite 2009.SP3c 15.99
・MAXON CINEBENCH R10
・Futuremark 3DMark06 Basic Edition 1.1.0
・WinRAR 3.80
の4種です。Sandraは影響の大きかったメモリーの帯域幅のみしてあります。
またワットチェッカー「TAP-TST5」を使い消費電力も測定しました。
C'nQ有効時は、0.8GHz 1.000Vになっています。
CPUに負荷をかけた状態は、StressPrime 2004 ORTHOSのテスト項目のSmall FFTs - stress CPU実行中を測りました。
SP2004 ORTHOS 1は、上記テストを普通に実行した場合で、CPU使用率が100%の時の値です。
SP2004 ORTHOS 2は、片方のCPUコアのみで実行した場合で、CPU使用率が片方のみ100%になっている時の値です。
テスト項目のLarge, in-place FFTs - stress some RAMやBlend - stress CPU and RAMの方が高い消費電力値を出しますが、時間の経過と共に安定する値が変わってくるため外しました。
3Dゲームは、とあるゲームで同じシーンを表示していた場合の消費電力です。参考にならないかもしれませんがとりあえず載せておきます。


まずはオンボードグラフィック時のベンチマーク等の結果です。
ベンチマーク結果(GF8200時)
メモリーの帯域幅は、NB周波数に依存しているようで、HT周波数の影響は見られませんでした。CPUパフォーマンスへの影響もNB周波数の影響が大きいです。
グラフィック性能へは、両方とも影響するようですがHT周波数の影響がやや大きいですね。
消費電力には、NB周波数よりもHT周波数の影響が大きいです。


次にグラフィックカード使用時のベンチマーク等の結果です。測定していないところは空欄になっています。
ベンチマーク結果(HD2400時)
こちらも同様で、メモリーの帯域幅はNB周波数に依存していると考えてよく、CPUパフォーマンスもNB周波数の影響が大きいです。
グラフィック性能への影響は、判り辛いもののNB周波数の影響が大きく、HT周波数の影響はオンボードグラフィック時とは違い小さいように思えました。
ただ、Radeon HD 2400 PROはローエンドのグラフィックカードなので、もっと性能の高いものだと違う結果になるかもしれません。
消費電力へは、HT周波数の影響が大きく、NB周波数の影響はその半分位でした。
あとNB周波数2.4GHzも試したものの2.0GHzと違いが分からなかったので省きました。


結果としては、NB周波数がメモリー帯域幅に影響するため全体のパフォーマンスに大きく影響するようです。NB周波数はデフォルト値で使うのが無難だと思いました。
HT周波数はオンボードグラフィック性能への影響は大きかったものの、その他への影響は行ったベンチマークではあまりみられませんでした。消費電力への影響が大きかったので、用途によっては下げるのもいいでしょうね。

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